「はだしのゲン」ほど、戦争や原爆をリアルに伝えてくれる漫画はないと思います。
小学生時代、授業で「はだしのゲン」の映画を見たあと先生が話してくれた戦争体験がいまも強い記憶として残っています。
廊下で鬼ごっこをしたり、悪ふざけしたり、いたずらして、いつも厳しく𠮟られた怖い先生が、目を真っ赤にして戦争の話をしてくれたので余計に印象に残っています。
先生は戦争の愚かさをはなし、平和のありがたさを話してくれました。
先生は「戦争ほど愚かなものがない」「戦争を美談にしてはいけない」と話してくれました。戦争のこと戦犯のことを恨んでいました。先生は「平和は素晴らしいこと。私たちが守っていくもの」とよくお話しされていました。
小学校を卒業して30年くらいたったけど、先生元気してるかな?
いま学校で戦争を知る先生から学ぶことはできません。
戦争を知る世代の人たちも少なくなっています。
だからこそ戦争のリアルができるだけ伝わる平和教育が大切です。
「はだしのゲン」は戦争を知る作者が、戦争のリアルを伝える資料です。
教材から外すのではなく、むしろ活用すべきだと思います。
永遠に平和ボケでいられる幸せな社会を守りたい。
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