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【前橋市】パワハラのない前橋市を目指して

私は、医労連(医療機関の労働組合)の専従として働いていた時、パワハラ問題に取り組みました。パワハラが原因で職場を去る仲間、精神的に追い詰められていく仲間を目の当たりにし、職場からパワハラをなくす、何がパワハラで問題になるのかを職場全体で共有するためのアンケート、パワハラ廃絶を職場の要求実現活動に繋げる取り組みです。


「パワハラアンケート」を提案し、採用され、全国で行った時には、若い方から定年間近の方まで「俺も気をつけなきゃ」「勉強になった」など関心が広がったのを覚えています。まずはアンケートから。定期的に実態把握に取り組みながら、周知啓発をすることでハラスメントのない職場づくりは進められると思います。加害者には毅然とした対応、ルールを整備するのも当然です。


パワーハラスメントの6類型をご存知ですか?

厚生労働省が主だったパワハラの事例を6つに分類し定義づけしています。


ハラスメントは会社だけでなく、地域社会や私たち政党の世界などでも起きうる問題です。労働者の人権を無視し、企業のハラスメントを放置する政府の姿勢は問題です。あらゆるハラスメントを撲滅する観点からも政府は指針を定期的に見直し、アップデートし、企業に限らない社会一般のハラスメントを撲滅するためのシステム、より実効性のある法規制や被害者救済システム整備に取り組むべきです。


私は、ハラスメントから安全で平穏な市民生活を保障する観点に立ち、前橋市でもハラスメント禁止条例の整備をするなど、ハラスメント撲滅の取り組みを求めています。ぜひ実現と実効性のある支援、相談体制を確立するために頑張りたいと思います。


参考までに厚生労働省の6つの分類を紹介します。

①身体的な攻撃(暴行・傷害) ②精神的な攻撃(脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言) ③人間関係からの切り離し(隔離・仲間外れ・無視)  ④過大な要求(業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制・仕事の妨害) ⑤過小な要求(業務上の合理性なく能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じること・仕事を与えないこと) ⑥個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)


皆さんもご存知の通り、現実には類型以外にもさまざまなハラスメントが存在しています。

例えば、会社や上司に目をつけられた社員が「特別研修」などを強要された挙句に左遷する事例。達成不可能なノルマ(「過大な要求」に当たる)などもあげられます。

そのほかにも、労働基準法の定めを無視し「(有給があるのに)新人は有給休暇が取れない」「新人は就業時間前に出勤して職場を掃除する」など理不尽なルールって職場や地域社会にはさまざまなパワハラが存在しています。


昔のあるある・・・「俺の若い頃は云々」言うような話も単に自分の自慢話を超えて説教のレベルに達すれば、パワハラに当たる場合もありますよね。地域社会では年齢差によるハラスメントも発生します。


資格者が多く働く職場では、有資格者が無資格者に対するハラスメントも起きています。社会全体が「ハラスメントとは何か」を深く掴むための実態調査なども国は定期的に行うべきだと思います。


厚生労働省も


これらの例は限定列挙ではありません。また、個別の事案の状況等によって判断が異なることもありえますので、職場におけるパワーハラスメントに該当するか微妙なものも含め広く相談に対応するなど適切な対応をお願いします。厚生労働省「あかるい職場応援団」

とホームページで呼びかけています。

文量は少なく不十分ですが、「本当はここを強調したい」と言うのが伝わってきます。


ハラスメントはパワハラに限らず、セクハラ、パワハラに限らず、マタハラ、性的志向や性差別によって心を痛めつけ、尊厳を傷つけるSOGIハラなど様々存在します。そのほか、医療機関では患者さんや家族による職員へのハラスメント(ペイハラ:ペイシェントハラスメント)なども存在し、ハラスメントにより深く心を傷つけられ就労不可能、退職に追い込まれる労働者もいます。


ハラスメントの被害を訴える人々を、地域で支えるシステム整備は地方自治体でもできるはずです。例えば、人権問題に取り組むNPO法人との連携、労働弁護士や専門家の紹介などの取り組みなど、市民相談窓口の拡充など色々考えることができます。


東京都狛江市では、人権を尊重しみんなが生きやすい狛江をつくる基本条例と狛江市職員のハラスメントの防止等に関する条例を制定し、ハラスメントの周知啓発とともに相談体制を作るなど、まだまだ課題は多いようですが先駆的な取り組みも始まったいます。


これからもハラスメント撲滅の取り組みを前橋市でも進めて、市民一人一人を大切にするまちづくりに積極的に関わっていきたいと思います。人権を守る取り組みを強化するためにしっかり学び、発信もしていきたいと思います。


ぜひご一緒に、ハラスメントのない、誰もが生き生きと暮らせる地域づくりを進めましょう。「ハラスメント撲滅」に皆さんのご協力、ご助言もよろしくお願いします。


いま漫画「セクシー田中さん」の原作者が自死された事件を受け、多くの漫画家が声を上げ、「著作者人格権」に関する関心が高まっています。この権利の侵害が行われてきた背景にも、ある種のハラスメント的事象が多くあったのではないかと思います。今強い関心を持っている問題です。ぜひここらへんの問題についても取り上げてみたいと思います。

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