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【前橋市】国史跡「総社古墳群」が正式に誕生しました

正式に国史跡「総社古墳群」の誕生しました。

文化審議会での答申を受けてのものですが、正式に官報で告示されました。

民間開発による宅地化が急速に進む総社地区にある古墳なので、国史跡に指定されたことで破壊を免れ、保護の道と可能性が広がりました。特に、市の指定すら受けていなかった愛宕山古墳が、今回指定を受けたことは大きな意義があります。

総社古墳群は、もともと6世紀の横穴式石室、古墳時代終末期の古墳研究をする人々にとっては、石室が開口していたことから格好の研究材料でしたが、これまで十分な価値づけがされていませんでした。

全ての古墳の国史跡への指定を機に、総社古墳群の研究や、プロ・アマ問わぬ多くの人々の議論のもとで新たな価値づけや発見、解釈が生まれることを望みます。多くの子どもさんにも、ぜひ古墳と石室に触れて歴史を感じてもらえる機会を創出していきたいですね。


今回、史跡となった総社古墳群は5つの古墳で構成します。

指定の仕方としては

すでに国史跡に指定されていた

二子山古墳 〜前方後円墳の時代から小型化へのターニングポイントを語る古墳??〜

宝塔山古墳 〜仏教と古墳祭祀の融合を物語る〜

蛇穴山古墳 〜総社古墳群で最後の古墳、なのに立派な墳丘〜

に加え

前橋市の指定史跡だった

遠見山古墳 〜総社古墳群で一番古い5世紀末ごろの古墳〜

未指定の

愛宕山古墳 〜前方後円墳の時代が終わり方墳の時代に入った頃の古墳〜

が新たに国の史跡に指定されました。(写真)

5つの古墳を一括して史跡「総社古墳群」としました。

上述しましたが、国史跡への一括指定がゴールではありません。

多くの方々に古墳群を訪ねていただき、活発な議論のもとでどんどん新たな価値づけ、発見が導かれることが理想です。古墳を守り、未来に語り継ぐための人材の育成も欠かせず、何より多くの市民の皆様に総社古墳群の価値を知っていただくことが必要です。そのためには行政の力だけではなく、市民と共に古墳を守り、語り継ぐ活動も欠かせません。

総社古墳群の価値を大いに発信し、広く市民と共に大切な文化財を未来に繋ぐために文化財保護行政の充実、予算の拡充を求めていきます。



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