前橋市は、前橋テルサの賃貸へ向け民間事業者(東京都中央区)と協議を重ねてきました。
しかし、事業収支や資材調達の時期の問題などを理由に、1月31日に賃貸契約へ向けた優先交渉権者を辞退しました。
当初は今年1月に本市と民間事業者で建物定期賃貸借契約(賃料年65520千円)で締結し、3月末日にテルサ設置管理条例(公共施設としての用途を廃止)、4月から貸付開始、令和6年4月に民間施設としてグランドオープンする計画でした。
しかし、事業者内部での検討は難航し、1月の市民経済常任委員会では、賃貸契約へ向けた「覚書」を締結し、6月の議会で公共施設の用途を廃止する内容に変更する旨の報告がありましたが契約締結時期などが不透明でした。市民経済常任委員会では様々な疑念の声などが出され、私も、問題を指摘してきました。
当局は、庁内で早急に対応を検討し、4月の市民経済常任委員会で報告したいということです。
党市議団は「民間活用方針を一度白紙に戻し、原点に戻り本市の施設として利活用を検討すべきではないか。直営又は従来のまちづくり公社の指定管理も可能ではないか」と指摘しました。
テルサについては、フィットネスやプールの利用者が多く、コロナ前は年間40万人を超える人々が利用した市民の健康増進施設です。公の施設だからこそ、民間よりも安価でジムをフルに利用でき好評です。
プールやジムは安く利用でき大変好評です。レストランも、見晴らしのいい場所にあり、おしゃれな料理を楽しめました。ホールなども、駐車場の不便さなどの問題を解消するなど工夫次第で十分に活用できます。
修繕し再開を検討すべきです。
(写真は前橋テルサのホール。2021年4月22日に行われたウクライナ避難者への支援イベント)
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