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【前橋市】群馬地域文化研究協議会の研究大会に参加しました

群馬地域文化研究協議会の研究大会が、共愛学園前橋国際大学で行われました。

今年で2回目の参加です。今年は「ぐんまの飛躍の”糧=文化財”の活用を考える〜地域研究・市民参加・学校教育・観光資源〜」というテーマでした。


文化財の「活用」の視点から学習というのは初めてで、非常に刺激的でした。

文化財の活用の視点に立ち、行政も住民も専門家も価値を共有し、次世代に継承する取り組みの重要さについて学べたと思います。


群馬県埋蔵文化財調査事業団の飯塚聡氏、飛騨市教育委員会・石棒クラブの三好清超氏、群馬県立高崎北高校の山田精一氏、群馬県立歴史博物館の深澤敦仁氏がそれぞれ、現場での取り組みや課題、問題提起などをしましたが、現場目線のお話は非常に興味深かったです。


いま私は、前橋市議会で文化財保存活用地域計画の策定を求めています。

やはり市内の指定・未指定問わず文化財を保護し、価値を多くの人々と共有し、専門家と行政、住民が力を合わせて文化財の保存と活用に取り組む行動計画の策定は、文化財の大切さを住民一人ひとりが自分ごととして捉えられるようにしていくためにも重要だと確信しました。文化財はみんなの共有財産ですからね。


そして、地域の歴史や文化財に精通した専門員や学芸員の確保も大切ですね。住民や専門家を繋ぎ、住民に歴史の魅力と共に、その価値づけを考えるヒントを提供してくれる大切な役割も果たせる職員を確保し、育てることが大切です。


こうした観点からも、文化財に関わる考古学専攻の専門職員、学芸員の確保と育成を支援していきたいと思います。


約4時間余り、ぎっしり学びました。

今後の質問などに活かせる材料が凝縮したお話でした。

熱の入ったお話、ありがとうございました。



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