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【群馬県】デマンドバスや公共交通への支援の強化を

県議会傍聴の2本目の投稿です。

酒井宏明県議は、2月22日の群馬県議会で公共交通について質問し、支援の充実などを求めました。公共交通の充実は前橋市民にとって切実ですが、国や県からの補助金がほとんどないのが現実です。


運転免許証を返納しても安心して暮らしていける前橋市を目指す

私たち日本共産党前橋市議団にとっても酒井県議に求めた切実な要望です。


例えば、前橋市の宮城、大胡、粕川、富士見地区の旧三町村と城南地区を走る電話で呼んで、家の近くの停留所に迎えに来てもらう乗合型のデマンドバスがあります。前橋市で運行する旧四町村のデマンドバスは、県の設定する収支ライン以下の場合には補助が受けられません。富士見を走る「るんるんバス」は収支ラインを下回っており、補助がない状況です。


山間地ほど人口減少が続く中で、自治体と工夫と努力だけで黒字や増収を確保することには限界もあり、補助金が欲しければ値上げしろ、と言わんがばかりの県の態度は問題です。


群馬県のデマンドバスの補助予算はわずかに約1200万円。

GunMaasには4億4千万円(2023年度)も予算をつけながら、人の実際の移動に欠かせないバス路線の補助はあまりにも貧弱。


県民の切実な願いがわかっていません。

酒井県議の質問への答弁があまりにも冷たい。


県の補助の拡充を求める質問についても、これは吉田の独断と偏見に基づく感想ですが、

市町村の努力も必要

適正な運賃設定を

という感じです。


例えば、前橋のデマンドバスは片道利用で210円

他の自治体に比べると安い方だと思いますが、国民年金で暮らす高齢者にとっては思い負担です。物価高騰が続き、運賃の負担はますます大変になっています。


県民の足を便利にする予算もつけずに、GunMaasが成功するはずがありません。

失敗する事業に無駄に予算を使うなら、公共交通の充実に予算をつけるべき。


高齢化が進むもとで、お迎えについては停留所方式からドアツードアに変えてもらいたいという願いは年々切実になっています。


運行するバスの台数を増やして、すぐに迎えに来てもらいたいという声もあります。


実現していくためには前橋市が、公共交通の運行に予算を増やすことも必要ですが、県の補助を抜本的に増額することなしにペイできないものもたくさんあります。


群馬県も県知事も、もっと住民の声に耳を傾けて、勉強し直すべきです。

通院や買い物で悩む人々、公共交通の充実に汗を流す現場の苦労が想像できず、県民が望んでいない現状では失敗の未来しか見えてこないGunMaasに莫大な税金を無駄に投下する。


やめるべきですね。Maasの前提は住民のニーズに応える交通機関の存在が欠かせません。

実態を無視して、空想のデジタル論議に花を咲かせても成功するわけがありませんね。


こういう県政を、力を合わせて変えましょう。


ちなみに前橋市のデマンドバスに関する情報は以下の通り。


大胡、粕川、宮城、富士見地区のデマンドバス 市ホームページを参照

城南地区を走る「城南あおぞら号」 市ホームページ参照


写真は、新前橋駅に停車する路線バス


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