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阪神・淡路大震災から28年

阪神・淡路大震災から28年が経過しました。

はじめに、亡くなられた方々、ご遺族のみなさんに、心から哀悼の意を表します。


発生した当時、高校生だった私は、テレビに映る神戸市内の惨状に言葉を失いました。

都市直下型地震で、約64万棟の住宅が損壊、6,434名が命を失いました。


現在も、被災地では震災は終わっていません。

被害者に最後まで寄り添う支援を徹底的に行い、生活再建に責任を果たすのが政治の責任です。絶対に風化させないことが必要です。


その後も、中越地震に東日本大震災と甚大な被害を及ぼす地震は発生しています。

更に、台風や豪雨災害により多くの犠牲者も出ています。


東日本大震災では、福島第一原発事故が発生しました。原発の運転期間延長など「原発回帰」を進める岸田政権の判断は、地震多発国の日本の現状を全く顧みようとしていません。


それどころか岸田政権は、軍事費を増やすための予算に、災害復興のために徴収している復興特別所得税を流用する方針です。絶対に許せません。


大地震に豪雨災害、台風など様々な災害が複合的に発生し被害を拡大させるケースもあります。前橋市では、利根川の氾濫などへの不安の声が市民の皆様から寄せられています。政府も自治体も、あらゆる事態を想定した対策で、命を守り抜く備えが必要です。


防災、減災、しっかりと取り組む決意です。


追伸)写真は、奈良県の牽午子塚古墳の石室(石槨)です。南海トラフ系の大地震などで、大きな亀裂が入っていることがわかります。遺跡や遺物に残る災害痕跡から、将来起こりうる災害の予測や備えも出来ます。様々な観点から災害に向き合うことが求められます。災害対策や研究に関わる予算を抜本的に増額すべきです。


こそ
コロナ危機を乗り越えるため 暮らしを支える

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